自主練ドリル 目次

001:フレーミング

002 : いいね!写真の備えはクリッピング

003:自主トレ
シャッターチャンス

004:番外編
スクープを撮る 1.

005:最新デジカメ&
ミラーレスの用字用語解説

006:21世紀初頭FILM? DIGITAL?

 

 

_____________

ハピポはハピポ hapypo.com あなたのワクワク熱中を映像に残す ハッピーでピュアなポートレート撮影 わかる!いいね!をかなえる ハッピーでピュアなポートレート撮影
撮影 西田圭介 公益社団法人 日本広告写真家協会 正会員


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005 
220420 追記 

進化するミラーレスカメラ  

NIKON Z9 待望のファームアップ C : Ver 2.00

以下NIKONからの転載です。

対応OS
macOS Monterey バージョン 12
macOS Big Sur バージョン 11
macOS Catalina バージョン 10.15
macOS Mojave バージョン 10.14
macOS High Sierra バージョン 10.13
macOS Sierra バージョン 10.12

ファームウェア C:Ver.1.11 から C:Ver.2.00 への変更内容

※ 以下の「静止画撮影関連」「動画撮影関連」「表示関連」「再生関連」「操作関連」に記載されている内容の詳細につきましては、「 Z 9 活用ガイド(ファームウェアバージョン 2.00 補足説明書) 」をご覧ください。
※ 新規メニュー項目の追加に伴い、一部のカスタムメニューの番号が変更になっております。
■ 静止画撮影関連
• AF エリアモードに[ワイドエリア AF(C1)]、[ワイドエリア AF(C2)]を追加しました。
• 長時間露出撮影時の表示パネルに、経過時間や残りの露光時間などを表示するようにしました。
• ハイスピードフレームキャプチャ撮影時にプリキャプチャ機能を追加しました。
-• ホワイトバランス[色温度設定]の調整方法を変更しました。
• ホワイトバランス[プリセットマニュアル]の取得範囲を変更しました。
■ 動画撮影関連
• AF エリアモードに[ワイドエリア AF(C1)]、[ワイドエリア AF(C2)]を追加しました。
-• ホワイトバランス[色温度設定]の調整方法を変更しました。
- • ホワイトバランス[プリセットマニュアル]での取得領域を変更しました。
- • 動画記録中の拡大表示倍率に 50% と 200% を追加しました。
- • 動画モードでの表示パネルに、画像サイズおよびフレームレートを表示す るようにしました。
- • [動画撮影メニュー]に以下の機能を追加しました。
- - [動画記録ファイル形式]に RAW 動画(N-RAW 12bit、ProRes RAW HQ 12bit)を追加
- - [オーバーサンプリングの拡張]を追加
- • [カスタムメニュー]に以下の機能を追加しました。
- - g1[iメニューのカスタマイズ]に[動画情報表示]を追加
- - g2[カスタムボタンの機能]に[AF-ON(高速)]を追加
- - g8[ISO 感度ステップ幅拡張(M モード)]を追加
- - g9[シャッタースピード延長(M モード)]を追加
- - g14[輝度情報の種類]を追加
- - g17[動画撮影中の赤枠表示]を追加
- • [セットアップメニュー]に以下の機能を追加しました。
- - [HDMI]の[出力解像度]に[1080i(インターレース)]を追加
- ■ 表示関連
- • モニターモード[ファインダーのみ]および[ファインダー優先]の動作を変更しました。
- • ハイスピードフレームキャプチャ撮影時にも撮影タイミング表示に対応しました。
- • [カスタムメニュー]に以下の機能を追加しました。
- - d20[ファインダーの高フレームレート表示]を追加
- • [セットアップメニュー]に以下の機能を追加しました。
- - [ファインダーの明るさ]の[マニュアル]に[Lo1]、[Lo2]を追加
- - [自動電源 OFF 温度]を追加
- ■ 再生関連
- • 再生時の i メニュー[画像編集]に[比較動合成]を追加しました。
- • 動画再生一時停止時の i メニューに[フレームを連続保存]を追加しました。
- • 一コマ表示モード時に連続撮影した画像の先頭にジャンプできるようになりました。
- ■ 操作関連
- • [カスタムメニュー]に以下の機能を追加しました。
- - a14[フォーカスポイントの移動速度]を追加
- - f2[カスタムボタンの機能(撮影)]に[撮影機能の呼び出し(ホールド)]を追加
- - f2[カスタムボタンの機能(撮影)]と g2[カスタムボタンの機能]に機能を割り当てられるボタンを追加、また割り当てられる機能に[フォーカス位置の登録]と[フォーカス位置の呼び出し]を追加
- - f11[フォーカス / コントロールリング入れ換え]を追加*
- *以下の製品との組み合わせで機能がご利用いただけます。(2022年4月20日現在)

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
- - f13[サブセレクター中央を優先]を追加
- • [セットアップメニュー]に以下の機能を追加しました。
- - [メニュー設定の保存と読み込み]に対応する機能として、再生メニューの [Wスロット同時削除の設定] と[フィルター再生の条件設定] を追加
- ■ その他
- • NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S に対応しました。
- • SnapBridge Ver.2.9.0 以降 で画像転送する際に、従来の[オリジナルファイル]、[2M ピクセル]に加え、新たに[8M ピクセル]を選択して転送できるようになりました。
- • iメニューの操作で、サブセレクターまたは縦位置マルチセレクターの中央を押したときに項目の決定ができるようになりました。
- • [カスタムメニュー]>f2[カスタムボタンの機能(撮影)]にて任意のボタンに[撮影機能の呼び出し]を設定し、NX Tether や NX MobileAir などのソフトと USB ケーブルで接続している状態でも、[撮影機能の呼び出し]ができるようになりました。
- • オートフォーカスの安定性、追従性と低輝度での被写体検出性能を改善しました。
- • 以下の不具合を修正しました。
- - 撮影モードを P または A にして撮影した際に、まれに撮影画像に横筋が入ってしまうことがある。
- - ハイスピードフレームキャプチャで、フォーカスモードを[AF-C]、[AF-C モード時の優先]を[フォーカス]、絞り値を F5.6 よりも絞り込んだ状態に設定すると、レリーズできないことがある。
- - フォーカスモードを[AF-C]、絞り値を F2.8 より明るい値に設定すると、ゆっくり動く被写体を撮影した際にピントが合わないことがある。
- - 非 CPU レンズを装着してインターバル撮影を行う際、[露出平滑化]を[ON]にすると、露出が徐々にオーバーになってしまう。
- - Mac OS で構築したSFTP サーバーの送信先フォルダーをホームフォルダー以外に設定すると、エラーが発生して接続できない。
- - [カスタムメニュー]> a9[フォーカスモードモードの制限]を カスタムメニュー「A」~「D」の何れかに異なる設定で保存した後に[カスタムメニュー]>[カスタムメニューの管理]から別のカスタムメニューに切り替えても、切り替える前のカスタムメニューで設定したフォーカスモードのままとなり、変更もできない。
- - [静止画撮影メニュー]>[静止画フリッカー低減]を[ON]にし、かつ[再生メニュー]>[撮影直後の画像確認]を[ON]にして撮影すると、カメラの操作ができなくなる場合がある。
- - 一部の言語でメッセージが枠内に収まらずに表示される場合がある。

 

NIKONミラーレスカメラ Z9 
2021年12月24日が世界同時発売日らしいが
予約はしたものの
最新デジカメ & ミラーレスの用字用語を理解しないと
各社の製品仕様も分からないため
初心に戻って調べた

 

NIKON Z9

NIKON FとKODAK TRI-Xの最強コンビで60年台後半から育ったモノクロフィルム世代は、撮影フィルムの感度(通常ISO 400で撮影していたが、
現像処理法で感度は800〜1600、増感現像で3200〜6400)、シャッタースピード、レンズの焦点距離・絞りの組み合わせにファインダーを覗きながら左手でピントを合わせ、右人差し指でシャッターを押す決定的瞬間狙いのハンターだった。

が、

今世紀に入りFILMカメラが終焉しデジカメ、ミラーレスカメラへの進化とともにフィルム時代の開放値の暗いズームレンズが目を見張る進化(ズーム倍率、レンズ開放値。昔はレンズの解像度、解像力と呼んでいた記憶がある。現在は幾何光学的MTFや波動光学的MTFなど)を遂げ当時は興味も湧かなかったAFのメカニズムやミラーレス時代の用語について調べてみた。
以下、ミラーレスカメラNIKON Z9を中心にメモがわりに書きました。

記述の誤りがあれば今後随時修正予定。

 

1:Z9の電子ビューファインダーなら
  被写体の動きの中で決定的瞬間を決められる

TRI-Xフィルムの暗室要員だった学生バイト時代、先輩から
「俺は決定的瞬間はフィルムに収めず自分の目で確かめて脳裏に焼き付けることにしている」
フィルムカメラ、デジイチカメラの機構上避けられないシャッターを押した瞬間のミラー上下(開閉)によるブラックアウトを避けて自らの脳裏に焼き付けると言われた一言を思い出した。
Z9は、ファインダー像の消失が起きないよう同一画像を表示する従来のブラックアウトフリー撮影とは異なり、実際の被写体の動きを常に表示。
表示飛びも無く、被写体を途切れなく目で追える。

  決定的瞬間を捉えるためのReal-Live Viewfinder


実際の被写体の動きを常に表示、連写時にファインダー像の消失が起き無い。
ニコン新開発のデュアルストリーム技術によって、
メモリーカードに記録するための静止画画像データと、電子ビューファインダー、画像モニターに表示するライブビューデータを個別に同時処理ができるため、一つひとつの瞬間を逃さず見られる。

ファインダーには世界最高の3000cd/m2輝度に対応する新Quad-VGAパネルを採用。
日差しの強い屋外での撮影などでも容易に被写体を確認することが可能。
※シャッタースピードなどの設定条件により見え方が異なる。

 

2:F3からモータードライブはフィルム巻き上げのみの利用だった


フィルム時代は単玉レンズを左手でピントを合わせる(キヤノンのフォーカスヘリコイド回転がNIKONと逆のためデジカメ時代になるまで使えなかった)単写撮影だけで、Nikon F以来フィルム巻き上げはいつも右親指だった。
80年代初めのF3時代からモータードライブを使い出したがモードラで連写撮影の記憶はほぼ無い。

理由は、連写撮影では狙った瞬間がコマ間になることが多いため、ゴルフや野球などのスポーツ取材ではボールとクラブのインパクトのシャッターチャンスをものにすることが難しくフィルム消費が増えるだけだった。
NEWS現場で三脚を使うカメラマンは少なく、三脚を使用せずに手持ちカメラでフィルム巻き上げ動作をすると、狙った被写体のフレームが動くこともありモードラをフィルム巻き上げ専用にすることでシャッターは単写でライフル銃のように狙い定めてフレーム精度も上がり一発必中の確率が上がることがモータードライブ最大の恩恵だった。

しかし、ミラーレスZ9の秒間20カット撮影ができるようになると連写とAFで自分の狙い以上の驚きの画像が撮れる時代が到来した。
Z9を入手次第近所のグランドやゴルフ練習所で許可もらえたらぜひテストしてみたいが、アマチュアとプロのインパクトのタイミングが違いすぎるため、Nikon Z9の連写性能をテストできるスポーツ撮影のチャンスが無い現在はゴルフや野球のインパクト撮影はいつもTV中継画面で代用している。
TVのフレームレート, 走査方式は60p(毎秒60フレーム, プログレッシブ方式)でフレーム間にバットやクラブヘッドとボールのジャストミートシーンがある場合は物理的に映せない場合もあるがトレーニングになるのでおすすめです。

 

  約20コマ/秒の高速連続撮影に必要なメディア


CFexpress Type Bの高速書き込みによって、JPEG FINE(L)または高効率RAW(JPEGはJpeg L Fine時、RAWは高効率RAW(★マーク無し)時。いずれもProGrade Digital COBALT 1700R 325GBカード使用時。RAW+JPEGまたはJPEG+JPEGで約20コマ/秒の連続撮影をした場合、連続撮影可能時間は約3秒。)
設定時、約20コマ/秒で1000コマ以上(装着レンズNIKKOR Z 50mm f/1.8 S、メモリーカードProGrade Digital COBALT 1700R 325GBを使用した場合)の連続撮影が可能。
卓越したAF性能と相まって、一連の長い動きもバッファーを気にすることなく、最初から最後まで詳細に記録可能。

 

3:日々進化するAF機能の種類

カメラとレンズの進化でピントの合焦精度が上がったためピントは全てカメラ任せでフレーミングに神経を集中するスポーツ系カメラマンが増えてきた。
改めてAF(オートフォーカス)方式の違いにについて最近の情報を整理した。


位相差AF

一眼レフカメラの光学ファインダー撮影時に使われるオートフォーカス方式。
位相差AFには、セパレータレンズと位相差AFセンサー(イメージセンサーではない)を組み込む必要があり、セパレータレンズにより分けられた2つの画像からズレを検出し位相差AFセンサーがレンズの駆動量を計算する。

コントラストAF(後述C)に比べ高速AFのため動きが速いスポーツや野鳥撮影向き。
カメラが大型化しAFエリアが中心部分に限られる。
コントラストAFより精度が低い。
センサーに入る受光量が減るため暗所のAFは苦手。
LV(ライブビュー)時は自動的にコントラストAFに切り替わる機種が多く
動画、LVには不向き。

 

像面位相差AF

専用のAF機構が不要のため、コンデジ、ミラーレス、デジイチ、スマホに搭載されている。
イメージセンサーに位相差AFセンサーの機能を組み込んでいるため、セパレータレンズと位相差AFセンサーを搭載せずに位相差AFができる。
像面位相差AFは、イメージセンサーの画素の中に、像面位相差AFが可能になる位相差画素を離れて配置して組み込むことで実現。
位相差画素はまず、レンズから入ってきた光を2方向に分け「瞳分割」(瞳認識・顔認識AFではない)マスクで、入射光が外側から来る(前ピン)情報、内側から来る(後ピン)情報の識別が可能となり二つのフォトセンサの出力が同じになる合焦点で、2つのフォトセンサ出力の差と入射方向から,オートフォーカス(AF)の制御信号を得ることができる。
この一対のフォトセンサは、撮像面内に埋め込まれたAFセンサとして機能し、撮像面内に多数配置されている。
AFセンサとして使用されるフォトセンサからは、被写体の画像信号は得られないため、周囲の画素を用いた内挿値(周辺画素から補間)などが用いられる。
一対のフォトセンサを使う代わりに,一つのマイクロレンズに入射する光を二つのフォトセンサで受光すれば,二つのフォトセンサが瞳分割と同じ役割を持つことになるため,これよりAF信号が得られ,また二つのフォトセンサの出力を合算すれば,画素信号も得ることができる。

画質低下がない像面位相差AFや、位相差画素の機能に加えて画像信号が出力できる画素を使った像面位相差AFなども登場している。

全画素を2分割方式は消費電力が高い。
位相差AFより測定センサーが小さいため暗所のAFは苦手。
位相差画素が画像信号を出力しない欠損画素になる場合は画質が低下する場合がある。
位相差AFよりAF範囲は広いことが多い。

一般社団法人 日本機械学会の撮像面位相差AFについての詳細はこちら

※ Z9の位相差AFポイント数はCANON R5に軍配だけど野鳥の撮影は興味なしだからいいか。

Z9
CANON R5

 

コントラストAF

セパレータレンズと位相差AFセンサーが無いためカメラの小型化が可能。
位相差AF、像面位相差AFより測距精度は高いが、
ボケ方向が分からないため、高コントラストの合焦点を探すレンズのフォーカシング機能が迷ってピント面が行ったり来たり(ウォブリング)でフォーカスが定まらず測距速度が遅延することがある。
動いている被写体へのピント合わせが苦手。
スマホ、コンデジ、ミラーレスで使われ動画撮影、LV撮影に使える。
進化したコントラストAFは速度が位相差AFと変わらないものもある。

※ D850のライブビューAFはコントラストAF単体で行っている。

 

ハイブリッドAF

ミラーレスカメラAFは像面位相差AF+コントラストAFのハイブリッドAFが主流だが、像面位相差測距画素を使うと撮像信号の画質が低下するため、隣接する撮像画素から撮像のためのデータを受け取る補間技術でカバーしても、多少の画質低下は免れない。

位相差AFというオートフォーカス方式は、専用のセンサーとイメージセンサーに入ってくる2つの画像の差を感知して画像のずれからピントを合わせる。
素早く焦点が合うため、一眼レフや中級機以上のミラーレス一眼ではこの方式を採用していることが多い。

※ キヤノン独自の像面位相差AFは2つのデュアルピクセルCMOS(フォトダイオード)で、撮像・測距を可能にした AFで補間が必要なくなり、原理的には画質の低下がないがデュアルピクセルCMOSセンサーは1画素で2個のフォトダイオードの情報処理をしているため、単純計算で画素数の2倍のデータ量となり高速演算が必要になる。

 

ラインセンサーとクロスセンサーの違いは、
「合焦スピード」と「ピント精度」

ラインセンサー

画像を感知する向きが縦もしくは横一方向のみとなるためシンプルなラインセンサーは、センサーの線に垂直に交わる被写体の線(輪郭線)に対しては高い精度でピントのズレを検出できるが、横縞や縦縞ばかりの被写体だとセンサーが反応せずピントが合わせづらくなる。
カメラを少し斜めにすると合焦しやすくなる。
AFセンサーの方向と平行の被写体の線に対してはズレが検出できず、AFの「迷い」を生じることがある。

クロスセンサー

一眼レフカメラに搭載される位相差AF用のAFセンサーを十字型に配置した、精度の高い測距を実現するセンサーのこと。
センサーを縦/横、もしくは斜め/斜めの2方向に配置したクロスセンサーなら、2方向あるうちのどちらかのセンサーでズレが検出でき、AFの迷いを防ぐことができる。水平線や横縞の被写体、動きのあるシーンなどどんな被写体でも確実に捉えることができるのが強みである。
ピントを合わせる合焦基準が多ければピント精度の高い写真が撮れる。
全点クロスが理想であってもピント基準が多いと狙った被写体がどれかカメラが判断できないことも起きる。
AFは早いが構造も複雑なため部品も大きく、カメラ本体が重くなるデメリットも。
動きもの(スポーツ、野鳥)を撮るカメラマンはクロスセンサー数の多い機種を選ぶことが多い。

 

クロスセンサーとレンズ開放F値

F2.8対応センサーなら、明るいレンズで高精度なピント合わせが可能だが、開放F値がF2.8より暗いレンズではAFが効かない。
開放F4の望遠レンズに2倍のテレコンバーターをつけた撮影の場合、開放絞りはF8となりF8対応センサー対応カメラであればAFが使用できる。

 

NIKON Z系ハイブリッド AF

Z 7(Z 6/Z 5/Z 50)は、像面位相差 AF とコントラスト AF のコンビネーションとなるハイブリッド AF を搭載。
高い AF 性能と高画質をバランスよく実現するため、撮像素子の撮像面全体に動きのある被写体にも瞬時にピントを合わせる像面位相差 AF画素を配置し、より高精度なピント合わせが可能なコントラスト AF を自動的に切り換え、状況に適した方式で素早く、また高精度にピント合わせが可能。



Z7のAF ポイントは493 点(シングルポイント AF・静止画の FX フォーマット)。
撮像範囲の縦横約 90% をカバー 。
状況に応じて最適なモードを選べる豊富な「AF エリアモード」を搭載

「シングルポイント AF」「ピンポイント AF」
「ワイドエリア AF(L)」
「ワイドエリア AF(S)」
「ダイナミック AF」
「オートエリア AF」から、被写体や撮影意図に応じて最適なモードを選べます。


ピンポイント AF


クローズアップ撮影などより狭い範囲にピントを合わせやすく、ノーマルエリア AFの約 2 分の 1 サイズのフォーカスポイントでピント合わせが可能。
※ 静止画モードで AF-S が選択されている場合のみ選択可能。ピンポイント AF 設定時にはコントラスト AF が作動する。

 

ブリ―ジング


フォーカスを動かす際に画角が変化する現象のこと。
AF速度を上げる光学系部分を動かす「インナーフォーカス」技術はレンズの軽量化・小型化やフォーカス時にレンズ長が変わらずバランスをとりやすい等のメリットの反面ブリ―ジングの発生もある。

 

Zマウント


ニコンZシリーズの大きな変更点は新たに開発されたZマウントは、
高解像度、小型軽量、大口径、ボケ味、近接撮影、動画性能……。

Fマウントニッコールレンズは100年の歴史もあったが半世紀以上も前のレンズマウントのため、広角系のレンズ設計や小型化、明るい開放値レンズ開発が難しかった。

フランジバック(マウント面からセンサー面までの距離)が短い方が広角レンズの設計が容易になる。

フランジバックと口径
NIKON Fマウント :フランジバック/46.5mm 口径/44mm、
キヤノンEFマウント:フランジバック/44mm 口径/54mm、

ミラーレスカメラ比較
NIKON Zマウント  :フランジバック/16mm 口径/55mm
キヤノンRFマウント:フランジバック/20mm 口径/54mm
ソニーフルサイズEマウント:フランジバック/18mm 口径/46mm

ISO感度64とシャッタースピード1/32000秒
1/8000までしかなかったシャッタースピードが2EV分増えたため
真夏の砂浜や雪山など明るいシーンでも、f/1.2の開放絞りで撮影可能。

 

Z9の瞳AF


従来以上の小さな瞳の検出が可能になり、
カメラが顔を認識した人物が横を向いたり、一時的に後ろを向いたりしても追尾し、ピントを合わせ続ける。 動きのあるポートレート撮影も、構図や表情に集中して撮影が可能に。
後ろ姿など瞳や顔が検出できない状況では、自動的に頭部や胴体を検出。

 

Z9の3D-トラッキング


NIKONがデジ一カメラで長年搭載していた3D-トラッキングをミラーレスカメラで初搭載。動きの激しい場面でも狙った被写体にピントを合わせ続けることが可能。

 

Z9のダイナミックA F

構図を決めて撮影するときに最適なサイズの異なるフォーカスポイント(S/M/L)を搭載。

 

Z9のハイスピードフレームキャプチャ+

人の目の限界を超えた瞬間を捉える最高120コマ/ 秒
飛び込み競技の着水の瞬間やテニスのレシーブでボールが変形した瞬間の撮影が可能に。
レリーズモードダイヤルをクイック設定ポジションに合わせ、メインコマンドダイヤルで[ C120 ]に設定すると約120コマ/ 秒で11メガピクセルの静止画の撮影が可能。
約30コマ/ 秒で45メガピクセル静止画が撮影できる[ C30 ]もある。
新聞やTV報道には十分な画素サイズだと思う。
※ AF/AE追従。JPEG ノーマル限定。撮影可能コマ数は高速連続撮影より少なくなるためNIKON推奨カードが必要。

 

NIKON MTFについての要約

Modulation Transfer Functionは、
レンズ性能を評価する指標のひとつで、レンズの結像性能を知るために被写体の持つコントラストをどの程度忠実に再現できるかを空間周波数特性として表現したもの。
オーディオ分野では、原音の情報を機器が如何に忠実に再生するかを周波数特性を用いて判断しますが、光学の世界では空間周波数(Spatial frequency)を用い、1mmあたり何本のパターンがあるか空間周波数(本/mm)で示したもの。
掲載のMTF曲線は、空間周波数を特定の値(10本/mmと30本/mm)に固定した状態で、横軸に像高(画面中心からの距離mm)をとり、縦軸にコントラストの値(最大値1)を示したものです。
各レンズに対応するMTF曲線は、絞り開放時の空間周波数10本/mmに対応する曲線を赤線、空間周波数30本/mmに対応する曲線を青線で示している。
軸外像高では非点収差の影響でS方向(サジタル方向:放射方向)とM方向(メリジオナル方向:同心円方向)で、コントラストの変化が異なっている。
一般に、10本/mm の曲線が1に近いほどコントラストがよくヌケの良いレンズといわれ、30本/mmの数値が高いほど高解像なレンズとされる。
レンズ性能は、ボケの評価、色にじみ等 MTFでは判断できない評価項目もありMTFは性能を評価する尺度のひとつとしてご利用下さいと書かれている。
■ NIKKOR ZレンズのMTF曲線における横軸は、歪曲補正後の像高を示しております。

コントラスト「10本/mm」解像度「30本/mm」はMTF曲線の空間周波数はフィルム時代から使用されていたものでデジタル時代になりセンサー解像度もレンズの性能も進化して、この基準で良いのか世界共通の新しい評価基準に期待したい。
今の所TEST撮影して思った通りになっているか自分でチェックするしかないようだ。


キヤノン MTF特性図はこちら

※ キヤノンのHPで公開されているMTF曲線が従来「F8」と「解放」の2種類あったものが解放のみに変更されました。

 

デジタルカメラの解像度を見るためのチャートは、

ISO12233解像度チャートで規定されている。

CIPA 解像度チャート使用説明書PDFは

デジタルカメラの解像度測定方法PDFは

一般社団法人 カメラ映像機器工業会  CIPAより

キヤノンの写真用語解説はこちら

NIKON Z9の解説はこちら

 

220420 追記

NIKON Z9 待望のファームアップ C : Ver 2.00について 

以下はNIKONからの転載です。

対応OS
macOS Monterey バージョン 12
macOS Big Sur バージョン 11
macOS Catalina バージョン 10.15
macOS Mojave バージョン 10.14
macOS High Sierra バージョン 10.13
macOS Sierra バージョン 10.12

ファームウェア C:Ver.1.11 から C:Ver.2.00 への変更内容

※ 以下の「静止画撮影関連」「動画撮影関連」「表示関連」「再生関連」「操作関連」に記載されている内容の詳細につきましては、「 Z 9 活用ガイド(ファームウェアバージョン 2.00 補足説明書) 」をご覧ください。
※ 新規メニュー項目の追加に伴い、一部のカスタムメニューの番号が変更になっております。
■ 静止画撮影関連
• AF エリアモードに[ワイドエリア AF(C1)]、[ワイドエリア AF(C2)]を追加しました。
• 長時間露出撮影時の表示パネルに、経過時間や残りの露光時間などを表示するようにしました。
• ハイスピードフレームキャプチャ撮影時にプリキャプチャ機能を追加しました。
-• ホワイトバランス[色温度設定]の調整方法を変更しました。
• ホワイトバランス[プリセットマニュアル]の取得範囲を変更しました。
■ 動画撮影関連
• AF エリアモードに[ワイドエリア AF(C1)]、[ワイドエリア AF(C2)]を追加しました。
• ホワイトバランス[色温度設定]の調整方法を変更しました。
• ホワイトバランス[プリセットマニュアル]での取得領域を変更しました。
• 動画記録中の拡大表示倍率に 50% と 200% を追加しました。
• 動画モードでの表示パネルに、画像サイズおよびフレームレートを表示するようにしました。
• [動画撮影メニュー]に以下の機能を追加しました。
• [動画記録ファイル形式]に RAW 動画(N-RAW 12bit、ProRes RAW HQ 12bit)を追加
• [オーバーサンプリングの拡張]を追加
• [カスタムメニュー]に以下の機能を追加しました。
• g1[iメニューのカスタマイズ]に[動画情報表示]を追加
• g2[カスタムボタンの機能]に[AF-ON(高速)]を追加
• g8[ISO 感度ステップ幅拡張(M モード)]を追加
• g9[シャッタースピード延長(M モード)]を追加
• g14[輝度情報の種類]を追加
• g17[動画撮影中の赤枠表示]を追加
• [セットアップメニュー]に以下の機能を追加しました。
• [HDMI]の[出力解像度]に[1080i(インターレース)]を追加
■ 表示関連
• モニターモード[ファインダーのみ]および[ファインダー優先]の動作を変更しました。
• ハイスピードフレームキャプチャ撮影時にも撮影タイミング表示に対応しました。
• [カスタムメニュー]に以下の機能を追加しました。
• d20[ファインダーの高フレームレート表示]を追加
• [セットアップメニュー]に以下の機能を追加しました。
• [ファインダーの明るさ]の[マニュアル]に[Lo1]、[Lo2]を追加
• [自動電源 OFF 温度]を追加
■ 再生関連
• 再生時の i メニュー[画像編集]に[比較動合成]を追加しました。
• 動画再生一時停止時の i メニューに[フレームを連続保存]を追加しました。
• 一コマ表示モード時に連続撮影した画像の先頭にジャンプできるようになりました。
■ 操作関連
• [カスタムメニュー]に以下の機能を追加しました。
• a14[フォーカスポイントの移動速度]を追加
• f2[カスタムボタンの機能(撮影)]に[撮影機能の呼び出し(ホールド)]を追加
• f2[カスタムボタンの機能(撮影)]と g2[カスタムボタンの機能]に機能を割り当てられるボタンを追加、また割り当てられる機能に[フォーカス位置の登録]と[フォーカス位置の呼び出し]を追加
• f11[フォーカス / コントロールリング入れ換え]を追加*
• *以下の製品との組み合わせで機能がご利用いただけます。(2022年4月20日現在)

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
• f13[サブセレクター中央を優先]を追加
• [セットアップメニュー]に以下の機能を追加しました。
• [メニュー設定の保存と読み込み]に対応する機能として、再生メニューの [Wスロット同時削除の設定] と[フィルター再生の条件設定] を追加
■ その他
• NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR S に対応しました。
• SnapBridge Ver.2.9.0 以降 で画像転送する際に、従来の[オリジナルファイル]、[2M ピクセル]に加え、新たに[8M ピクセル]を選択して転送できるようになりました。
• iメニューの操作で、サブセレクターまたは縦位置マルチセレクターの中央を押したときに項目の決定ができるようになりました。
• [カスタムメニュー]>f2[カスタムボタンの機能(撮影)]にて任意のボタンに[撮影機能の呼び出し]を設定し、NX Tether や NX MobileAir などのソフトと USB ケーブルで接続している状態でも、[撮影機能の呼び出し]ができるようになりました。
• オートフォーカスの安定性、追従性と低輝度での被写体検出性能を改善しました。
• 以下の不具合を修正しました。
• 撮影モードを P または A にして撮影した際に、まれに撮影画像に横筋が入ってしまうことがある。
- ハイスピードフレームキャプチャで、フォーカスモードを[AF-C]、[AF-C モード時の優先]を[フォーカス]、絞り値を F5.6 よりも絞り込んだ状態に設定すると、レリーズできないことがある。
• フォーカスモードを[AF-C]、絞り値を F2.8 より明るい値に設定すると、ゆっくり動く被写体を撮影した際にピントが合わないことがある。
• 非 CPU レンズを装着してインターバル撮影を行う際、[露出平滑化]を[ON]にすると、露出が徐々にオーバーになってしまう。
• Mac OS で構築したSFTP サーバーの送信先フォルダーをホームフォルダー以外に設定すると、エラーが発生して接続できない。
• [カスタムメニュー]> a9[フォーカスモードモードの制限]を カスタムメニュー「A」~「D」の何れかに異なる設定で保存した後に[カスタムメニュー]>[カスタムメニューの管理]から別のカスタムメニューに切り替えても、切り替える前のカスタムメニューで設定したフォーカスモードのままとなり、変更もできない。
• [静止画撮影メニュー]>[静止画フリッカー低減]を[ON]にし、かつ[再生メニュー]>[撮影直後の画像確認]を[ON]にして撮影すると、カメラの操作ができなくなる場合がある。
• 一部の言語でメッセージが枠内に収まらずに表示される場合がある。

マイクロニッコール MC105/2.8s 
シャッターボタン半押しで露光条件はAE-Lでロックしても
ピント合焦せず。シャッターが動かず。

原因はAF-C設定の場合は
ハイブリッドAFで焦点がフィックスしないらしい
a :フォーカスの項目には


a1 : AF-Cモード時の優先 / フォーカスの場合 / ハイブリッドAF カメラ内部でコントラストAFか位相差AFを判断。情報は非公開だそうだ
・コントラストAFは遅い合焦時間
・位相差AFは早い合焦時間
  
a2 : AF-Sモード時の優先 / 合焦方式はコントラストAFのみ

 

 

 

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皆様の理解がより深まり、

楽しい!いいね!写真が多くなりますように。

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